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SK VMS User Manual

SK VMS では、現在時刻からどれほど遡るかという形で、任意のカメラのアーカイブの最長/最短保存期間を設定できます。

「アーカイブ保持期間」設定を使用する前に、その影響を理解することが重要です。デフォルト設定の自動では、カメラのアーカイブ映像が「最も古いデータが最初に削除される」という標準アルゴリズムに従って処理されることを意味します。いつ、どのアーカイブ映像を削除するかは制御できません。

「最短」および「最長」フィールドは、指定したカメラに優先度を割り当てます (「最短」設定は優先度を高く、「最長」設定は優先度を低く)。複数のカメラに高優先度または低優先度が割り当てられている場合、保存結果が予測できないことがあります。「最短」設定は通常、ストレージ容量が限られており、重要度の高いカメラが数台しかない環境、または規定により特定の映像を一定期間保存する必要がある場合に使用します。「最長」設定は通常、ストレージの容量が限られており、特定のカメラの録画を一定期間以上保存する必要がない環境で使用します。

最長の値を最短の値より小さく入力することも、その逆もできません。

 

最短 (日、時間、分)

「最短」では、現在時刻から起算したアーカイブ期間の下限を日/時間/分単位で設定します。SK VMS は、デフォルト (自動) のアーカイブ設定を持つカメラの録画の保存よりも、「最短」が設定されているカメラの録画保存を優先します。

たとえば、最短保持期間を120日とした場合、SK VMS はそのカメラの過去120日間の録画保持を優先します。

! 重要: 最短期間の設定の際には十分ご注意ください。複数のカメラに最短期間が割り当てられた場合、それらのカメラの優先度は同じになり、それらのいずれについても保存結果は完全には保証されません。ストレージの空き容量が不足している場合、指定期間の映像を保持するため SK VMS は最短期間を設定していないカメラの録画をまず削除します。それでも不足する場合は、優先度低~中のカメラの録画を停止します。ストレージの空き容量がいっぱいになると、他のカメラの映像は録画されません。

 

最長 (日、時間、分)

「最長」、指定期間よりも古い録画を削除するための設定です。

 

保持期間の設定

1.リソースパネルまたはレイアウトからカメラのコンテキストメニューを開き、[カメラ設定 > 録画] タブ (仮想カメラの場合は [全般] タブ) を開いてください。

2.「アーカイブ保持期間」セクションで、「自動」のチェックボックスをオフにしてください。

3.「最短」には、アーカイブを最低限保持する期間を入力してください。

4.「最長」には、アーカイブを自動的に削除するまでの期間を入力してください。

5.変更を確定するには「適用」を、確定と同時にダイアログを閉じるには「OK」を、変更を破棄するには「キャンセル」をクリックしてください。