SK VMS では、組み込みの Chromium ブラウザを使用してレイアウトにWebページを表示できます。これは、たとえば外部Webページでカメラのパラメーターを変更する際や、監視を行いながらアクセス制御や映像分析などの外部システムを開く際などに便利です。さらに、Webページでは映像の表示やファイルのダウンロードなども可能です。
利便性のため、閲覧セッションの終了前に手動でアカウントからサインアウトしない限り、任意のWebサイトで入力されたログイン認証情報は閲覧セッション間で保存されます。
Webページやインテグレーションを SK VMS の別のインスタンスで開くこともできます。コンテキストメニューを開き、[新規ウィンドウで開く] または [次の場所で開く > 専用ウィンドウ] を選択してください。
新規Webページアイテムの追加
重要: システムクライアントAPIを利用する必要がある場合は、Webページをインテグレーションとして作成してください。インテグレーションに関する詳細については、このページの下部をご覧ください。
1.[メインメニュー > 追加 > Webページ] を選択するか、リソースパネルのWebページアイコンを右クリックして [新規Webページ] を選択してください。
2.開いたダイアログで、Webページの URL および名前を入力してください。入力した名前は、リソースパネルやレイアウト上Webページのヘッダーに表示されます。
3.必要に応じて、「サーバー経由でこのWebページをプロキシする」を有効化し、Webページのプロキシとして使用するサーバーを選択してください。この設定により、サーバー機からアクセス可能なWebページがクライアントコンピューターでもアクセス可能になります。
4.Webページが現在のレイアウトで新しいアイテムとして開き、リソースパネルのWebページセクションに追加されます。
Webページアイテムにおける「情報」オプションは、セルの左下隅の半透明のオーバーレイとして URL を表示するか否かを切り替えます。アイテムのコンテキストメニューから [Webページ設定] オプションから、名前やURLを変更することができます。
セッション間で保存された閲覧データの削除
1.[メインメニュー > ローカル設定 > 上級設定] を開き、「ローカルキャッシュをクリア」をクリックしてください。
2.SK VMS デスクトップクライアントを再起動してください。
上級設定
•SSL証明書を確認せずにこのWebページを開くことを許可する – 有効化すると、SK VMS はWebページのセキュリティ証明書をチェックしません。証明書が安全でない場合も、警告は表示されません。
•要求されたすべてのコンテンツをプロキシする – 有効化すると、サーバーネットワーク上のすべてのサービスやデバイスが、Webページの利用者からアクセスできるようになります。この設定は、「サーバー経由でこのWebページをプロキシする」が有効な場合にのみ使用できます。
•Webページのコンテキストメニューから、以下の操作が可能です。
oURL 情報およびツールバーのコントロール (更新、戻る) のオーバーレイ切り替え
oWebページ設定ダイアログを開く
oシステムでアクセス可能な場所にWebページを保存
インテグレーション (デスクトップクライアントと連携可能なWebページ) の作成
1.[メインメニュー > 追加 > インテグレーション] を開いてください。すでにインテグレーションを作成済みでリソースパネルに表示されている場合は、インテグレーションセクションのコンテキストメニューから [新規インテグレーション] を選択することもできます。
2.開いたダイアログで、インテグレーションの URL および名前を入力してください。入力した名前は、リソースパネルのインテグレーションフォルダー内と、レイアウトで開いたインテグレーションのヘッダーに表示されます。
重要: インテグレーションはデスクトップクライアントと連携し、ユーザーセッションへのアクセスを要求する場合があります。詳細についてはサポートにお問い合わせください (「サポートへのお問い合わせ」参照)。
インテグレーションは、JavaScript API を利用してプログラミングできます。APIドキュメントを開くには、インテグレーションを右クリックしてコンテキストメニューを開き、「JavaScript API」を選択してください。ドキュメントが外部ブラウザで開きます。