SK VMS は自動的にデバイスを検出し、デバイスからデータを取得するための最適なストリーミングパラメーターを設定します。この目的のために、ONVIFプロトコルが使用されます。
通信はONVIFネットワークインターフェース仕様に従って構成されます。
SK VMS は、さまざまなONVIFネットワークインターフェース仕様をサポートしています。
•Media – 古い方式 (すべての ONVIF デバイスでサポートされる)
•Media2 – 新しい方式
Media2 に対応している旨をデバイスが報告した場合、SK VMS はそちらを使用しようとします。
音声と映像の通信は、ストリームプロファイルによって設定されます。
プロファイルには、デバイスから SK VMS サーバーへの音声/映像の通信に関連するパラメーターのセットが記述されています。
•A/V コーデック
•ビットレート
•解像度
•追加のパラメーター
通常、カメラは2つの独立したストリームプロファイルを提供します。
•プライマリストリーム (高解像度)
•セカンダリストリーム (低解像度) – モーション検知やアーカイブの閲覧などに使用されます (「デュアルストリーミング処理」参照)。
カメラは3つ以上のストリームプロファイルを提供することもありますが、SK VMS はプライマリとセカンダリのみを使用します。
場合によっては、プロファイルの取得や識別が正しく行われないことがあります。この場合、ストリームプロファイルを手動で設定する必要があります。
これらの設定にアクセスするには、カメラのコンテキストメニューから [カメラ設定 > エキスパート > メディアストリーミング] を開いてください。
•プライマリ および セカンダリストリームのプロファイル – プライマリとセカンダリのストリームプロファイルを指定してください。
使用できるプロファイルは、使用するデバイスのベンダーやモデルによって異なります。
デフォルトでは、SK VMS がストリームプロファイルに最適なパラメーターを設定しますが、これをオフにしてカメラの設定を変更せずに使用することもできます (「SK VMS によるデバイス設定変更の抑制」参照)。
•Media2 を使用してプロファイルを取得 – 場合により、Media2 が正しく動作しないことがあります。この場合、以下のオプションから選択してください。
•使用しない – 常に Media を使用してストリームプロファイルを設定します。
•サポートされている場合 – デバイスが Media2 をサポートしていることを示す場合、Media2 を使用します。
•自動 – ビルトインの方法を使用して、デバイスが Media2 をサポートしているかどうかを検出します。
こちらもご参照ください。