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SK VMS User Manual

表示グリッドは、レイアウトを作成するためにアイテムを配置する『セル』の、空の背景のことです。各レイアウトは、個別のタブに表示されます。タブ表示により、複数のレイアウトを同時に開いておくことができます。

表示グリッドのセルは、レイアウト内のオブジェクトを移動またはサイズ変更した場合にのみ表示されます。アイテムを移動する場合、緑色のセルは配置可能な場所を示し、赤色のセルは配置不可能な場所を示します。

表示グリッドのセルのアスペクト比は、現在市販されているカメラのアスペクト比で最も一般的な 16:9 がデフォルトですが、新しいレイアウトで最初に配置されたアイテムのアスペクト比に従います。これはレイアウトを設計する際に考慮すべき重要な点です。レイアウトに追加された後続のアイテムは、表示グリッドのアスペクト比に関係なく、本来のアスペクト比を保持します。ただし、レイアウトのデフォルトのアスペクト比は、表示グリッドのコンテキストメニューの [セルのアスペクト比] で変更することができます。

また、特定レイアウトの表示グリッドのセルサイズを制御することも可能です (「レイアウトの設定」参照)。

表示グリッドにはセルの間隔 (『なし』『小』『中』『大』) の設定があり、レイアウトをよりコンパクトにしたい場合に役立ちます。表示グリッドのコンテキストメニューの [セルの間隔] から変更できます。

現在表示されているアイテムの表示解像度 (『自動』『低』『高』) の設定もあり、これは表示グリッド (レイアウト全体) またはカメラ (個別) のコンテキストメニューの [解像度] オプションから制御できます。

 

セルの間隔

この機能では、レイアウト内のアイテム同士の間隔を変更できます。間隔を広げることも狭めることもできます。

たとえば、4 台のシングルセンサーカメラを組み合わせて 180 度のパノラマビューを構成する場合、セル間の間隔を空けずに表示するのが最適です。

アイテム間の距離を調整するには、表示グリッドのコンテキストメニューを開き、[セルの間隔] (『なし』『小』『中』『大』) を選択するか、表示グリッド上で Ctrl + マウスホイール を使用してください。

 

セルのアスペクト比

カメラはさまざまなアスペクト比の映像を提供します。SK VMS は、レイアウトを効率的に作成するために、アイテムウィンドウのデフォルトのアスペクト比をコンテンツのアスペクト比に合わせます。

表示グリッドは、最初に追加されたアイテムのアスペクト比に合わせます。レイアウト全体のアスペクト比を変更するには、表示グリッド上の任意の場所を右クリックし、コンテキストメニューの [セルのアスペクト比] で利用可能なオプション (『4:3』『16:9』『1:1』『3:4』『9:16』) から選択してください。

 

レイアウト解像度

表示グリッド上で任意の場所を右クリックし、コンテキストメニューの [解像度] で利用可能なオプション (『自動』『低』『高』) から選択することで、レイアウト内の全アイテムの解像度を設定できます。自動では、各デバイスがそれぞれのデフォルト設定で表示されます。レイアウト全体の解像度を設定した後でも、個々のアイテムの解像度を任意に設定することができます。その場合、レイアウトの解像度は『カスタム』と表示され、すべてのアイテムが同じ解像度設定を使用していないことを示します。