SK VMS User Manual

SK VMS は、ユーザーが単一のクラスターとして大規模なサイトをシームレスに操作できるように、組み込みの自動ルーティングメカニズムを提供します。

SK VMS は最初に、パブリック IP アドレスを含む、サーバーが利用可能なすべての IP アドレスの検出を試みます。しかし、ネットワーク環境によっては、常に検出できるとは限りません。カスタムルーティング設定を必要とするカスタムネットワーク構成があるかもしれません。場合によってはサーバーに複数のIPアドレス (パブリックおよびプライベート) があり、それらの一部のトラフィックフローを許可または制限する必要が生じます。たとえば、サーバーは100Mbit ネットワークでインターネットに接続されたパブリックIPアドレスと、ローカルIPアドレスを持つローカル NIC (1Gbit) を持つことができます。このサーバーへのパブリックアクセスを提供する必要がない場合、パブリックIPを経由するトラフィックフローを制限することが有効な場合があります。

ルーティングの追加、有効化、無効化を行うには、[メインメニュー > システム管理] を開き、[ルーティング] タブを開いてください。

左側のパネルには、接続されているすべてのサーバーのリストが表示されます。このリストでサーバーをクリックすると、ダイアログの右側にすべての使用可能なインターフェースが表示されます。

•アドレスを手動で追加するには、[追加] ボタンをクリックし、http://<ip>:<port>の形式でURLを入力してください:

o<ip> – サーバーのIPアドレスまたはDNS名

o<port> – サーバーが待ち受けしているネットワークポート (デフォルトは7001)

•特定のネットワークインターフェース経由のトラフィックを許可/拒否するには、その接続のトグルボタンをクリックしてください。