互換モードでは、異なるバージョンの SK VMS を実行しているサーバーに接続するために、互換性のあるバージョンのクライアントアプリケーションを起動できます。クライアントは自動更新と同じアルゴリズムを使用して、サーバーのバージョンに合ったクライアントをダウンロードします。
これは、たとえば SK VMS が複数拠点 (自宅、職場 等) にインストールされていて、そのうちひとつだけが最新のバージョンに更新された場合などに必要となります。このようなケースでは、ひとつのクライアントからバージョンの異なるシステムへの接続が必要となります (自宅のクライアントから職場のシステムに接続する場合)。異なるバージョンのシステムは、ログインダイアログでは赤で、初期画面では黄色で強調表示されます。
クライアントがサーバーに接続したとき、すべてのコンポーネントのバージョンがチェックされ、コンポーネントのバージョンが互いに異なる場合は警告が表示されます。クライアントおよびサーバーのバージョンを明示し、互換モードで再起動するよう促すメッセージが表示されます。サーバーに接続するには、[再起動] をクリックしてください。
場合によっては、互換パッケージ用の追加ファイルをダウンロードする必要があります。ダウンロード完了後、クライアントを再起動してください。
重要: ベストプラクティスとして、すべてのシステムコンポーネントに同じ製品バージョンをインストールしてください。マルチサーバーシステムで一部のコンポーネント (サーバーまたはクライアント) に異なるバージョンがインストールされている場合、運用上の問題が発生する可能性があります。
詳細については、「SK VMS の更新」を参照してください。