SK VMS がインストールされた際、いくつかの初期設定が必要になります。新しくインストールされたサーバーは初期画面に「新規システム」として表示され、クリックしてセットアップするよう促されます。
新規システムのセットアップ、もしくは既存システムへのサーバー追加
1.[新規システム] タイルをクリックし、セットアップウィザードを起動してください。
2.2つのオプションのいずれかを選択してください:
•新規システムのセットアップ – システム名とオーナーのパスワードを指定します。次の詳細設定も使用できます:
デスクトップクライアントがサーバーを検出できず、 [新規システム] タイルが表示されないことがあります。 この場合はメインメニューの「サーバーに接続」 (「指定サーバーへの接続」参照)を使用して、サーバーの IP、ポートを指定後、[ログイン / パスワード] の組として [admin / admin] を入力してください。
また、詳細システム設定を使用して、以下のようなシステム全体の重要なパラメーターを追加設定することができます:
•デバイスの自動検出 (「自動デバイス検出」参照) の有効化 / 無効化
•デバイス設定の最適化 (「SK VMS によるデバイス設定変更の無効化」参照) の有効化 / 無効化
•匿名の使用状況統計 (「匿名の使用状況とクラッシュ統計の送信」参照) の有効化 / 無効化
•既存のシステムに追加 – システムに複数のサーバーを持たせる場合 (「マルチサーバー環境の構成」参照)、次の項目を指定してください:
oシステムURL – この値は自動検出できます。そうでない場合、URLの形式は https://<host>:<port> となります。<host> はサーバーの名前またはIPアドレス、<port> はサーバーのポート (通常は7001) です。
o既存システムへのログイン名とパスワード
ストレージ、デバイス、録画の設定
新しいシステムを構築したか、既存のシステムに編入したかにかかわらず、以下の設定が必要です:
•各サーバーのストレージ設定 (「サーバーとNASストレージの設定」参照)
•デバイスの適切な設定 (「デバイス管理 (カメラ、エンコーダー、 I/O モジュール)」参照)
•録画設定の確立 (「録画モード」参照)。 十分な数のライセンスを取得し、有効化する必要があります (「SK VMS ライセンス」参照)
ユーザーロールとレイアウト
ストレージ、デバイス、録画の設定が完了すると、以下の定義が可能になります:
•ユーザーロールと権限 (「ユーザーとユーザーロール」参照)
•レイアウト設定 (「レイアウト管理」参照)
注意: システム内のすべてのサーバーは、同じ localsystemID 値を持ちます。このパラメーターは表示または編集できませんが、サーバーを統合する際の内部処理に必要です。「新規システムのセットアップ」を選択すると、初期設定時に localsystemID が割り当てられます。「既存のシステムに追加」を選択した場合、既存システムの localsystemID が使用されます。