複数映像のエクスポートでは、複数のカメラのアーカイブまたはブックマークから映像と音声を同時にエクスポートできます (たとえば、5台のカメラの直近10分間の録画など)。
複数映像のエクスポートでローカル動画ファイルを再生することはできません。レイアウトにカメラとローカルファイルの両方が含まれている場合、ローカルファイルは動画のエクスポートダイアログに表示されず、出力ファイルにエクスポートされません。選択したカメラに空のアーカイブが含まれている場合、そのカメラはエクスポートされますが、エクスポートされたクリップを表示するときに 「データがありません」と表示されます。
エクスポートされたファイルは、SK VMS で再生できる独自形式 (.nov)か、Windowsコンピューターで表示できる実行可能バンドル (.exe) のいずれかで保存されます。この独自フォーマットには、単一カメラのエクスポートと比較して多くの利点があります。エクスポートされた複数映像レイアウトは、他のレイアウトと同様にナビゲート、操作、検索が可能です (「同期再生」および「スマートモーション検索」参照)。複数映像のエクスポートでカメラ単体のエクスポートを実行することもできます。
重要: エクスポートされた映像は、クライアントが再起動するまでの間のみ、リソースツリーでローカルファイルとして使用できます。次回以降のセッションで使用できるようにするには、エクスポートした動画を SK VMS メディアフォルダーに保存します (「メディアフォルダーの構成」参照)。
複数アイテムを1つのファイルとしてエクスポート
1.目的のレイアウトを開いてくだささい。
2.タイムラインを使って目的の時間セグメントを選択してください。
3.選択した時間セグメントを [右クリック] してコンテキストメニューを開き、[動画をエクスポート] を選択してください。
4.[複数映像] を選択してください。
5.オプションで、[読み取り専用にする] にチェックを入れると、エクスポートした映像を編集できないようにすることができます。
6.オプションで、[パスワードで保護する] にチェックを入れると、エクスポートしたファイルの起動と表示にパスワードが必要になります (後述の「エクスポートファイルのパスワード保護」を参照)。
7.「SystemK Corporation メディアファイル (*.nov)」または「実行形式 SystemK Corporation メディアファイル (*.exe)」形式を選択してください。
8.エクスポート先の [フォルダー] を選択し、[ファイル名] を入力してください。
9.[エクスポート] または [キャンセル] をクリックしてください。