HTTP/HTTPS リクエストを、目的の外部デバイスまたはシステム (照明投光スイッチ、 アクセスコントロールトリガー、警報システム) に送信します。そのようなデバイスやシステムで、追加のアクションをトリガーするために使用することができます。受信デバイスが読み取れるように、リクエストは正しいフォーマットに従う必要があります。HTTPS URL もサポートされています。
このアクションは、SK VMS でトリガーされたイベントに応答して、HTTP GET、POST、PUT、PATCH、または DELETE リクエストを生成します。イベントとして HTTPリクエストを受信できる 「汎用イベント」と共に、SK VMS と他のソフトウェアシステムとの間で双方向 API 通信を作成できます。
たとえばあるメーカーで、入口に ACS カードリーダーおよび周辺を監視するカメラがある立入制限区域があるとします。SK VMS には、入口で異常な継続時間のモーションが検知された場合に通知を送信するイベントルールが設定されています。誰かが制限区域に侵入しようとしてカードリーダーを不正操作した場合、SK VMS は、エリア内でモーションが検知されたことを監視センターに通知するアクションと、メーカーのコールセンターサーバーへのHTTPリクエストアクションをトリガーします。そして、警報を作動させて工場現場のセキュリティ担当者に電話をかけるためのセキュリティ手順が実行されます。
例
http://123.12.8.1:7001/api.clickandcall.com/http/sendmsg?user=VMSuser&password=123456&api_id=3612726$MO=1&from–13234567890&to=18184493546$text=Visitor+is+outside+front+door.
この例では、指定した電話番号にSMSメッセージを送信するために、clickandcall システムにAPIリクエストを送信します。これは、たとえば汎用イベントと結合して、サードパーティーのデバイスをトリガーして玄関ドアを解錠することもできます。
•sendmsg – IPアドレス 123.12.8.1, ポート 7001 のサーバーにデータを送信します。
•user, password – 受信側システムでリクエストによるアクセスを許可するために必要な認証情報。
•api_id – 受信側のエンティティに必要なアカウント番号。
•from – メッセージの送信元の電話番号。
•to – メッセージの送信先の電話番号。
•text – メッセージテキスト。この例では "Visitor is outside front door" となります。
基本パラメーター
•実行間隔 – アクションがトリガーされる頻度を制限するには、このボックスにチェックを入れてください。整数を入力し、メニューから単位を選択してください (秒、分、時間、日)。チェックを外すと、イベントが発生するたびにアクションがトリガーされます。
•HTTP(S) URL – リクエストを受け取る外部システムへのHTTPリンク。リクエスト自体を含めることもできます。
•HTTP(S)コンテンツ – 必要に応じて指定する、HTTPリクエストボディ。適切なイベントデータに自動的に置き換わるパラメーターについては、「イベントフィールドのプレースホルダー」を参照してください。
•ログイン名とパスワード – 受信側システムで必要な場合、認証のための資格情報をここに入力してください。
•コンテンツタイプ – 受信側システムの要件に従って、以下のコンテンツ形式タイプから 1 つを選択してください:
o自動
otext/plain
otext/html
oapplication/html
oapplication/json
oapplication/xml
注意: 自動 では、入力内容に応じて最適な形式を自動選択します。
•認証タイプ – 必要とされる認証レベル (自動または Basic)。
•リクエストメソッド – リクエストのタイプ。次のリクエストタイプのいずれかを選択してください:
o自動
oGET
oPOST
oPUT
oPATCH
oDELETE
アクションが正しく動作しない理由
•イベントが正しく構成されていない。
•HTTPリクエストの構文が正しくないか、受信側の要件を満たしていない。
•外部システムでは認証が必要とされるが、認証情報が指定されていない、もしくは間違っている。