サーバーが認識しているディスクのうち、一部をバックアップストレージとして指定できます。バックアップストレージは、同じサーバー上のメインストレージに録画されたアーカイブのコピーを保存します。
注: 当該サーバーのメインストレージ上のアーカイブのみがバックアップされます。バックアップしたいアーカイブが他のサーバーにもある場合は、そちらのサーバーのバックアップストレージも設定する必要があります。
バックアップを有効化すると、帯域幅の制限を「制限なし」「固定」「スケジュール」の3つの方法で設定できます (「バックアップおよび冗長ストレージの設定」参照)。
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バックアップでは大量のデータがコピーされるため、ネットワークへの負荷による悪影響を最小限に抑えることを目的とした、帯域幅の制限や実行スケジュール等の設定が可能です。
帯域幅の「制限なし」オプションでは、まず既存のアーカイブがバックアップされます。その後、ライブ映像がバックアップストレージにも継続的に録画されます。

古いアーカイブはメインアーカイブと同じ要領でバックアップドライブから削除されますが、メインストレージのアーカイブ削除状況とは無関係です。バックアップストレージの容量が大きい場合、そのバックアップストレージの最大アーカイブ期間も長くなります。

反対に、バックアップストレージの方が小さければ、メインストレージよりも短い期間しか保存できません。

ストレージ領域を節約するために、特定のカメラや特定のストリームからのアーカイブのみをバックアップするように設定できます (「バックアップおよび冗長ストレージの設定」参照)。カメラ映像は、バックアップ設定で当該カメラが選択されていて、かつ当該カメラを現在収容しているサーバーにバックアップストレージが設定されている場合にのみバックアップされます。