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SK VMS User Manual

SK VMS  は分析データを保存するために、システム領域を除いたローカルストレージのうち最大のものをデフォルトで使用します。ただし、この目的で別のドライブを使用したいケースも考えられます。

note : ネットワーク (CIFS/Samba/NFS) ストレージは、分析データの保存には使用できません。

特にイベント量が多いシステムでは、より高速な専用ドライブを採用することが推奨されます。たとえば、SSDNVMe ドライブは一般的な HDD と比べて読み取り/書き込み速度が非常に高速であるため、発生した分析イベントを効果的に処理することができます。

SK VMS では、現在録画されているデータに基づいてストレージ使用量を予測することができます (「ストレージ使用状況の分析と予測」参照)。

 

分析ストレージの変更

1.[サーバー設定 > ストレージ管理] タブに移動してください。

2.使用可能なドライブにマウスオーバーし、「分析データとモーションデータの保存に使用」をクリックしてください。

3.以前のドライブにデータが記録されている場合は、今までの分析データを「維持」するか「削除」するか決定してください。

 

分析ストレージのデータベースエラーの修正

エラー『ストレージ障害: 分析ストレージ DB エラー: マウントポイントの権限が不足しています。』は一般的に Ubuntu サーバーで、「アクセス許可が不十分なために SK VMS サーバーアプリケーションが適切にアクセスできないドライブ」に対して分析データを保存しようとすると発生します。お使いのサーバーでは、ストレージドライブに対する以下の権限が不足している可能性があります。

読み取り (ファイルの内容を読み取る権限)

実行 (ファイルの実行やディレクトリ内容の表示に関する権限)

ストレージの問題を解決するには、SK VMS Web Admin で forceAnalyticsDbStoragePermissions オプションを有効化してください。このオプションは、そのストレージドライブの利用に必要な読み取り/実行権限を SK VMS サーバーアプリケーションに付与します。

このオプションはデフォルトで有効ですが、以前のバージョンからアップグレードした場合は有効化されていない可能性があります。手動で有効化するには以下の手順に従ってください。

1.SK VMS Web Admin の詳細設定ページを開いてください (https://<サーバーIP>:<サーバーポート>/#/settings/advanced)。

2.管理者アカウントでログインしてください。

3.「forceAnalyticsDbStoragePermissions」のチェックボックスをオンにしてください。

4.ページ下部の「保存」ボタンをクリックしてください。

note : forceAnalyticsDbStoragePermissions を有効化してもサーバーに適切な権限が与えられない場合は、エラー『ストレージ障害: 分析ストレージ DB エラー: マウントポイントの権限が不足しています。』が引き続き通知パネルに表示されます。