SK VMS User Manual
このフォームは、イベントルールリストでルールを選択したとき、または「追加」ボタンをクリックしたときに、イベントルールダイアログの下半分に表示されます。多くの場合、イベントルールリストでは設定できないパラメーターが含まれます。
フォームからのイベントルール追加
1.「追加」ボタンをクリック (または、リスト内の既存のルールを右クリックして、コンテキストメニューの「新規」をクリック) してください。フォームが開き、新しいルールがリストに追加されます。
2.監視する「イベント」と、そのイベントが発生したときに実行する「アクション」を選択してください。それぞれ1つ以上のパラメーターが必要です。
•イベント
oトリガー – フォーム内の当フィールド (またはリストの「イベント」フィールド) をクリックして、イベント一覧から選択してください。
o発生時、開始時、停止時 – 下記参照。
oデバイス – フォーム内の当フィールドをクリック (またはリストの「ソース」フィールドをダブルクリック) して、1つ以上のデバイスを選択してください。
•アクション
o動作 – フォーム内の当フィールド (またはリストの「アクション」フィールド) をクリックして、アクション一覧から選択してください。
oデバイス – フォーム内の当フィールド (またはリストの「ターゲット」フィールド) をクリックして、アクションを実行するデバイスを1つ以上選択してください。ルールを有効化するには、デバイスを少なくとも1つ選択する必要があります。
oユーザー – フォームの「宛先」フィールド (またはリストの「ターゲット」フィールド) をクリックして、アクションの受信者としてユーザーまたはユーザーグループを1つ以上選択してください。ルールを有効化するには、少なくとも1人のユーザーが対象となっている必要があります。
oスケジュール – このボタンをクリックすると、「イベントスケジュール」用のカレンダーが開きます。
oコメント – 備考があればここに記載してください。
oアクションの実行間隔と固定期間 – 下記『即時実行、実行間隔、固定期間』セクションをご参照ください。
3.変更を適用してください。
注: 1つ以上のルールが正しく定義されていない場合、「一部のルールは不完全であり、動作しない可能性があります」といったエラーメッセージが表示されます (「有効」チェックボックスはオンの状態ですが、ルールが赤で強調表示されます)。
4.イベントルールリストの「有効」チェックボックスで、ルールを有効化/無効化できます。
重要: 使用するイベントタイプの通知がオンになっていることを「グローバル通知」でご確認ください。
イベントルールでは、デバイスやユーザーを選択するために選択リストを使用します。次のトピックで説明する選択とフィルタリングの動作は、どちらの選択リストにも当てはまります。
継続的イベントと瞬間的イベント
イベントには継続的なもの、瞬間的なもの、またはどちらの形態も取れるもの (汎用イベントや分析イベント) があります。
•継続的 – カメラのモーションなど、期間を持つイベントは「開始時」または「終了時」の状態定義が必要です。
•瞬間的 – デバイス切断やサーバー起動の検知など、期間を持たないイベントです。 汎用イベントおよび分析イベントでは、瞬間的イベントは「発生時」と表示されます。
ほとんどのアクションでは、意図する動作に応じて以下のパラメーターを使用できます。
•実行間隔 – このチェックボックスをオンにすると、イベントに対してアクションが発生する頻度を制限できます。「前回実行から」フィールドに整数値を入力し、時間単位 (『秒』『分』『時間』『日』) を選択してください。この機能は、たとえば通知表示などのアクションで、トリガーとなるイベントは頻発するが通知は定期的でよい場合に便利です。
•即時 – 実行間隔オプションをオフにすると、イベントが発生するたびにアクションが実行されます。
•固定期間 – このオプションをオンにすると、アクションが継続する期間を指定できます。継続時間を整数で入力して単位を選択してください。ゼロは指定できません。また、アクションによっては継続時間に上限がある場合があります。
