ユーザーは、カメラの表示、アーカイブの検索、デバイスとのインタラクション、システム管理タスクの実行などのためにシステムに接続します。ユーザーは、システムへの接続方法を定義するユーザータイプを伴って作成されます。ユーザーに直接付与される権限、またはグループメンバーシップを通じて付与される権限によって、ユーザーが実行できるアクションが定義されます。
グループは、ユーザー権限の一括管理を可能にするために設計されています。グループには、ビルトイングループとカスタムグループの 2 種類があります。ビルトイングループは権限と属性が事前設定されたもので、変更できません。カスタムグループは、管理者とパワーユーザーによって作成および設定できます。グループに加えられた変更は、グループ内のすべてのユーザーに適用されます。また、グループのすべてのメンバーは、すべての親グループから権限を継承します。
LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) サーバーからインポートされたユーザーは、既存の認証情報を使用して SK VMS システムに接続できます。LDAP ユーザーは、グループメンバーシップを持つ個別のユーザーとして設定することも、LDAP グループをカスタムグループとしてインポートして管理することもできます (「LDAP ユーザーおよびグループ」参照)。
ユーザーとグループのリストには、[メインメニュー > ユーザー管理] ダイアログからアクセスできます。このダイアログには以下のタブが存在します。
•ユーザー – 「ユーザー管理」参照。
•グループ – 「グループ管理」参照。
•LDAP – LDAP サーバーとの連携の設定が可能です (「LDAP ユーザーおよびグループ」参照)。
 注: ユーザー権限とグループ権限を設定するダイアログは同じ内容です (「権限管理」参照)。