システムには以下の種類のユーザーが存在し、リスト内では特定のアイコンにより識別されます。グレー表示のアイコンは無効なユーザーです。

•ローカルユーザー
o追加されたシステムの内部に存在します。
oデスクトップクライアントまたは Web Admin からローカルシステムに接続できます。
oクラウドポータルからシステムにアクセスすることはできません。
o限られた権限、事前設定された有効期限、およびセッションの時間制限 (オプション) を持つローカルユーザーです。
oパワーユーザー権限を持つグループのメンバーになることはできません。
oデスクトップクライアントまたは Web Admin からシステムに接続できます。
oクラウドポータルからシステムにアクセスすることはできません。
o特定のシステムに接続するための URL を受け取り、ログインに使用します。パスワードは不要で、リンクは誰でも使用できます。
•クラウドユーザー
oクラウド上で管理され、アクセスできるシステムがなくても存在できます。
oデスクトップクライアント、Web Admin またはクラウドポータルから、クラウド接続システムに接続できます。
oクラウドに接続済みのシステムにのみアクセスできます。
•組織ユーザー
o組織管理者によって、組織レベルで管理されます。
o全部または一部の組織内システムへのアクセスを許可できます。
oユーザー管理ダイアログには表示されますが、属性を変更することはできません。
oカスタム権限グループのメンバーにすることはできません。
oユーザー名、パスワード、および LDAP グループのメンバーシップを保持した状態で、SK VMS にインポートされます。
oデスクトップクライアントまたは Web Admin から、インポートされた認証情報でシステムに接続できます。
oLDAP サーバーが応答しない場合はシステムにログインできません。
oリソースへのアクセス許可に関して、個別に直接付与することも、ビルトイングループやカスタムグループから権限を継承することもできます。
oSK VMS から完全に削除することはできません。LDAP サーバーから削除されない限り、LDAP 同期が行われるごとに再インポートされます。
oユーザーの操作履歴にユーザー関連のエントリーを維持するために、削除の代わりに永続的に無効化することができます (「ユーザーの有効化と無効化」参照)。
oLDAP ユーザー名が既存のシステム内ユーザー名と同じ場合、インポートはされますがログインできない状態になります。問題を避けるため、既存のシステム内ユーザーが優先されます。
構成設定、警告バナー、および関連する詳細については、「LDAP ユーザーおよびグループ」をご参照ください。
ユーザーの設定
ユーザー管理コントロールには、主に [メインメニュー > ユーザー管理] ダイアログを開き、[ユーザー] タブに切り替えることでアクセスできます。
その他、ユーザーやグループに関する情報を表示する画面からアクセスできるユーザー管理コントロールも多数存在します。
以下の制限事項が存在します。
•管理者とパワーユーザーのみが他のユーザーを管理できます。
•パワーユーザーは、他のパワーユーザーを作成および変更することはできません (「ビルトイングループの権限」および「グループ管理」参照)。
ユーザー管理にはさまざまな要素があります。
•属性 – ログイン名、氏名、メールアドレス、ステータス (有効 / 無効)。
•権限 – システム設定やリソース (カメラ、デバイス、ブックマーク、レイアウト、アーカイブ) へのアクセスを制御します。
以下のトピックは、一般的なユーザー管理タスクを実行する方法を中心に構成されています。
 重要: ユーザーは権限を (グループおよびレイアウトから) 継承し、その上で個別設定の権限を持つことができます。ユーザーの権限が意図通りに設定されていることを常に確認してください。