ユーザーの設定には、識別情報の更新、ユーザー権限の設定、ユーザーステータスの切り替え (有効 / 無効) が含まれます。ユーザータイプは変更できません。
•パワーユーザーは、管理者や他のパワーユーザーの設定を変更することはできません。
•一時ユーザーの設定やユーザー権限の変更を行うには、デスクトップクライアントを使用する必要があります。
•特別に言及されない限り、以下の特徴を持ちます。
oモバイルを除くすべてのクライアントで、ユーザーの所属グループを変更できます。ただし、あらゆるユーザーがすべてのグループのメンバーになれるわけではありません。
oモバイルを除くすべてのクライアントで、すべてのユーザーについて有効化、無効化、削除 (クラウドユーザーの場合、厳密にはシステムからの「除去」) を行うことができます。
•LDAP ユーザー:
oSK VMS にインポートされる際、ユーザー名、パスワード、および LDAP 上での所属グループを引き継ぎます。
oシステムに接続する際は、ドメイン資格情報を使用します。これらは LDAP サーバーでのみ変更できます。
oビルトイングループやカスタムグループに追加して、リソース権限を継承できます。LDAP グループのメンバーシップは LDAP サーバー上で変更する必要があります。
oSK VMS から完全に削除することはできません。LDAP サーバーから削除されない限り、LDAP 同期が行われるごとに再インポートされます。
oユーザーの操作履歴にユーザー関連のエントリーを維持するために、削除の代わりに永続的に無効化することができます (「ユーザーの有効化と無効化」参照)。
重要: システムに同じユーザー名がすでに存在する場合でも、LDAPユーザーはインポートされますが、システムにログインできない状態になります。問題を避けるため、既存のシステム内ユーザーが優先されます。
•組織ユーザー:
oクラウドポータルインターフェースから、組織管理者のみが管理および変更できます。
oデスクトップクライアント、Web Admin、クラウドポータルには、ビルトイングループに属するロックされたユーザーとして表示されます。
oデスクトップクライアントで作成されたカスタム権限グループのメンバーにすることはできません。
デスクトップクライアントでのユーザー設定
1.[メインメニュー > ユーザー管理] からダイアログを開き、[ユーザー] タブに切り替えてください。
•必要に応じて、検索ボックス、フィルター、列の並べ替えオプションを使用して、ユーザーリストを絞り込んでください。
2.ユーザーをクリックして設定ダイアログを開いてください。
•複数のユーザーを選択した場合、設定ダイアログの機能はユーザーの有効化と無効化および安全でない (Digest) 認証の無効化のみに制限されます。
3.以下に示す通り、各タブで変更を加えてください。
•[全般] タブ: ローカルユーザーの識別属性 (名前、メールアドレス) の設定
•[グループ] タブ: ユーザーが所属するグループ (LDAP グループを除く) の選択
•[リソース] タブ: 権限の管理
•[グローバル権限] タブ:
o対象ユーザーがイベントログを参照できるか否か
o対象ユーザーがイベントを発生させられるか否か
4.「適用」をクリックすると、ダイアログを開いたまま変更を保存します。「OK」をクリックすると、変更保存とともにダイアログを閉じます。認証が必要になる場合があります。
1.ヘッダーメニューから [設定] を選択してください。
2.左パネルで [ユーザー] を展開してください。
3.ユーザーをクリックして設定画面を開いてください。ユーザータイプに応じて以下の操作が可能です。
•ローカルユーザー: 有効化、無効化、削除、および所属グループ、名前、メールアドレス、パスワードの変更
•クラウドユーザー: 有効化、無効化、削除、および所属グループの変更
•一時ユーザー: 有効化、無効化、削除
•LDAP ユーザー: 有効化、無効化、および非 LDAP グループの所属変更
4.設定が完了したら「保存」をクリックしてください。認証が必要になる場合があります。