ストリームのビットレートの違いにより、同じ期間のデータを保存するために必要なストレージ容量はカメラによって異なります。SK VMS は特別なアルゴリズムを使用してストレージの必要性のバランスをとり、ストレージの必要性が高いカメラが他のカメラからのアーカイブの録画を妨げないようにします。 SK VMS ストレージ分析はデスクトップクライアントで利用でき、ユーザーがストレージ使用量の確認や予測をする際に役立ちます。
注意: 管理者は任意のカメラに対して、データを保存する最小日数または最大日数を設定できます (「アーカイブ保持期間の設定」参照)。
ストレージ解析の一般的な使用方法:
•非常に高いビットレートで映像配信するカメラの特定
•既存デバイスからのデータをサーバーが保存できる期間の見積もり
•各カメラが消費するストレージ容量の評価
•ストレージを追加した場合の、サーバーが録画を保存できる期間の見積もり
サーバーのストレージ統計の見方
サーバーのコンテキストメニューから [サーバー設定] を開き、[ストレージ分析] タブを開いてください。[現在の統計] タブには、リストの一番下にカメラの総台数、アーカイブの総使用容量、映像の総ビットレートが表示され、ページの左下にサーバーのWebページを開くためのリンクがあります。
各列は昇順または降順にできます:
•カメラ – カメラ名
•スペース – 当該カメラの録画データによって現在消費されているストレージ容量
•日数 – 当該カメラの録画データが利用可能な期間
•現在のビットレート – カメラが配信している現在のビットレート
サーバーに必要なストレージ容量の予測
予測は録画が有効になっているカメラに対してのみ有効です。
1.[サーバー設定 > ストレージ分析 > ストレージ使用量の予測] タブをクリックしてください。カメラの総数とアーカイブに必要な容量の合計がリストの下部に表示されます。
各列は昇順または降順にできます:
•カメラ – カメラ名
•スペース – 現在のストレージが一杯になるまで録画した場合に、このカメラが最終的に使用するストレージ容量
•日数 – 現在のストレージ容量で録画可能な最大日数
2.[次の期間内の録画データに基づく予測] フィールドで、将来のストレージの必要量を計算するために使用する過去の録画実績をオプションから設定してください:
•直近5分
•直近60分
•直近24時間
•利用可能な最長期間
3.[追加ストレージ] フィールドまたはスライダーを使用して、追加されるストレージ量をTB単位で選択してください。
上記2つの設定値が変更されると、「スペース」と「日数」が更新されます。