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SK VMS User Manual

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アーカイブの再インデックスと高速スキャン

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SK VMS サーバーは、アーカイブファイル名とストレージドライブ上のアーカイブファイルの物理的な場所の関係をマップするインデックスを格納するデータベースを作成します。

アーカイブが破損すると、管理者はそのアーカイブを表示しようとしたときに通知を受け取ります。この通知は、問題が検出されたストレージパスを示します。

note 注意: 完全な喪失や削除の可能性から保護するために、アーカイブを 1 つ以上のバックアップストレージに複製することができます。

再インデックス操作は、データベースとアーカイブファイルの関係を復元します。アーカイブのサイズによっては、こ の処理には数時間かかることがあります。このプロセス中もシステムは利用可能で、ストレージドライブに十分な空き容量と処理能力がある限り、アーカイブの再インデックス中も録画は継続されます (パフォーマンスに影響が出る場合があります)。

再インデックスは、インデックスが壊れたときに実行する必要があります。これは次の場合に発生する可能性があります:

カメラを削除した場合

ストレージデバイスを移動、名称変更、削除した場合

アーカイブファイルを削除、名称変更した場合や、タイムスタンプの不一致等ファイルが破損している場合

 

アーカイブの再インデックス

1.次のいずれかを実行してください:

デスクトップクライアント: リソースツリーでサーバーを右クリックし、[サーバー設定 > ストレージ管理] タブに移動してください。

Web Admin / クラウドポータル: [設定 > サーバー] を開き、サーバーを選択してください。

2.すべてのメインストレージのインデックスを修復するには、[アーカイブの再インデックス] をクリックしてください。すべてのバックアップストレージのインデックスを修復するには、[バックアップの再インデックス] をクリックしてください。

3.『ハードディスクの負荷が大幅に増加します』という警告が表示されます。アーカイブのサイズによっては、インデックスの再作成に数時間かかることがあります。アーカイブの再インデックス中もシステムは録画を継続しますが、パフォーマンスに影響が出る場合があります。

4.[OK] をクリックして続行してください。ウィンドウが閉じると、再インデックス処理がバックグラウンドで実行されます。ステータスを表す進捗バーが表示され、再インデックスが完了するかキャンセルされるとメッセージが表示されます。

note 注意:インデックスはどの時点でもキャンセルすることができ、その場合「アーカイブインデックス再構築のキャンセル」イベントが発生します。ただし、インデックス付けが不完全なアーカイブは、部分的または全体的にアクセスできなくなる可能性があります。アーカイブの再インデックス処理の完了を待つことを強くお勧めします

5.インデックスの再作成が完了すると、「アーカイブインデックス再構築完了」イベントが発生します。

アーカイブの完全な喪失や削除の可能性から保護するために、アーカイブを 1 つ以上のバックアップストレージに保存できます。「バックアップおよび冗長ストレージの構成」を参照してください。

 

高速アーカイブスキャン

高速アーカイブスキャンは、データベースが無傷であり、アーカイブに一致していることを確認します。このプロセスは通常数秒しかかからず、サーバーが最初に起動されたときや、その後再起動されたとき、アーカイブファイルが不適切に閉じられたとき、イアンデックスファイルが読み取れなくなったときなどに自動的に実行されます。高速ーカイブスキャンの間、録画は保留され、処理が完了した後に再開されます。

アーカイブが非常に大きい場合や、サーバーがオフラインの間にサーバーデータベースが移動された場合、別のサーバーのアーカイブが初回起動前にこのサーバーに転送された場合などでは、高速アーカイブスキャンに予想以上の時間がかかる場合があります。