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SK VMS User Manual

Navigation: SK VMS システム構成

マルチサーバー環境の構築

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SK VMS では、多数のサーバーを1つのシステムとして一緒に動作させ、完全なスケーラビリティを実現できます。

サーバーは、セットアップウィザードでの初期設定中にサーバーに割り当てられる localSystemId 値に従って識別され、統合されます。セットアップウィザードで 「新規システムのセットアップ」を選択すると、新しい localSystemId が生成されます。「既存のシステムに追加」を選択した場合、localSystemId は統合先システムから取得されます。

サーバーが異なるサブネットにある場合、別々のネットワーク (NAT 越しまたはインターネット経由) でサーバーを統合できるようにするためには、自動検索ではなく統合相手のサーバーの IP を直接指定する必要があります。

サーバーが統合されると、すべての設定が常に同期されるため、クライアントはどのサーバーに接続しても構いません。リモートサーバー上の映像が要求された場合、クライアントはまず当該サーバーへの直接通信を試みます。直接通信ができなかった場合、現在クライアントが直接接続しているサーバーがプロキシとして振る舞い、クライアントと目的の映像データを持つサーバーとの通信を成立させます。

ライセンスも統合されます。サーバー A で 4 ライセンス、サーバー B で 10 ライセンスが有効化されていた場合、サーバー統合後のシステムのライセンス数は合計 14 ライセンスになります。

1システムでの推奨最大規模は、ラボでのテスト結果としてはおよそ 100 サーバー + 1,000 ユーザーですが、システムの設計や利用環境によって大きく異なる可能性があります。

大規模な展開やパフォーマンスの最適化については、サポートチームに問い合わせることをお勧めします。

以下のトピックでは、システムの信頼性とパフォーマンスを最大限に維持するためのマルチサーバー環境の管理方法について説明します。

異なるシステムへのサーバー移動

システムの統合

サーバーの分離

フェイルオーバーの設定

マルチサーバー環境でのルーティング設定

マルチサーバー環境での時刻同期