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SK VMS User Manual

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バックグラウンド動作: アーカイブのバックアップ

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サーバーの一部のディスクは、バックアップストレージとして指定できます。バックアップストレージは、同じサーバー上のメインストレージに録画されたアーカイブのコピーを保存します。

note 注意: 設定したサーバーのメインストレージからのアーカイブのみがバックアップされます。バックアップしたいアーカイブが他のサーバーにもある場合は、そちらのサーバーのバックアップストレージも構成する必要があります。

バックアップを有効にすると、帯域幅の制限を「制限なし」「固定」「スケジュール」の3つの方法で構成できます (詳細は「バックアップと冗長ストレージの構成」参照)。

archive backup - 1

clientクライアント

server_disabled –  サーバー

icon-storage diskストレージディスク

icon-backup storage – バックアップディスク

バックアップでは大量のデータがコピーされるため、ネットワークへの負荷による悪影響を最小限に抑えることを目的とした、帯域幅の制限や実行スケジュール等の設定が可能です。

帯域幅の「制限なし」オプションでは、まず既存のアーカイブがバックアップされます。その後、ライブ映像がバックアップストレージにも継続的に録画されます。

archive backup - 2

古いアーカイブは、メインのアーカイブと同じ要領でバックアップドライブから削除されますが、メインストレージのアーカイブ削除状況とは無関係です。バックアップストレージの容量が大きい場合、そのバックアップストレージの最大アーカイブ期間も長くなります。

archive backup - 3

反対に、バックアップストレージの方が小さければ、メインストレージに比べてバックアップストレージのアーカイブの保存期間も短くなります。

archive backup - 4

ストレージ領域を節約するために、特定のカメラや特定のストリームからのアーカイブのみをバックアップするようにシステムを構成できます (詳細は「バックアップおよび冗長ストレージの構成」参照)。カメラ映像は、バックアップ設定で当該カメラが選択されていて、かつ当該カメラを現在収容しているサーバーにバックアップストレージが設定されている場合にのみバックアップされます。