SK VMS では、ユーザーはさまざまなフォーム (ユーザーの操作履歴、イベントログ、デバイスリスト、ユーザー 等) でデータを検索およびフィルタリングできます。共通の UI 要素は検索ボックスです。そこに任意の文字を入力すると、検索が有効化されます。検索結果は、文字が入力されるとすぐにフォームに表示されます。カメラIDは多くの文字を含み、検索結果のノイズとなりやすいため、4文字以上入力された場合にのみカメラIDでの検索結果が表示されます。
リソースパネルでの検索機能は、SK VMS の他の検索機能とは少し異なります。リソースパネルの画面ではリソースタイプとテキストの 2 つの方法でフィルタリングでき、この 2 つのフィルターは別々に適用することも、同時に適用することもできます。この機能を使用すると、サーバー、デバイス (I/O モジュール、カメラ 等)、レイアウト、シーケンシャル表示、 ビデオウォール、Webページ、ローカルファイルを検索できます。
 注: サーバーやデバイスの IP アドレス表示は、「リソースツリーに追加情報を表示する」オプションの設定に応じて変わります (「外観のカスタマイズ」参照)。
リソースタイプによるフィルタリング
表示するリソースタイプを一つだけ指定できます。タイプフィルターは、検索フィールドの虫眼鏡アイコン (
) をクリックしてドロップダウンメニューを開くことで適用できます。タイプフィルターが適用されると、ツリー構造が変更されます。すべての要素がタイプ別にグループ化され、異なるタイプの要素によるネストは表示されません (たとえば、レイアウトの中のカメラ、といった表示にはなりません)。
検索結果から Shift + クリック や Ctrl + クリック で複数項目を選択することができます。検索結果のアイテムを既存のレイアウトに追加する (Enter)、または選択したすべてのアイテムを新しいレイアウトで開く ([右クリック > 新規タブで開く]) ことができます。
テキストによるフィルタリング
検索フィールドに入力されたテキストは、既存のリソース表示にフィルターをかけます。複数のキーワードは「AND」条件として扱われます。たとえば、「abc def」と入力すると、「abc」と「def」をどちらも含むリソースのみが表示されます。フィルターが多数の結果を返す場合、最初の64件のみが表示されます。カメラIDフィールドは、クエリが4文字以上の場合のみ検索されます。
検索構文
SK VMS 検索フィールドの検索構文は、一般的にすべての SK VMS リソースで同じですが、特定の場所では追加の検索機能が利用できます。
標準の検索構文には以下のものがあります。
•単一単語検索 (大文字と小文字は区別されません)
•2単語検索 (大文字と小文字は区別されず、検索語の順序は影響しません)
標準検索構文を使用する検索フィールド
oリソースパネル
oイベントルール (検索対象フィールド: ソース)
 注: 複数のカメラが関連するイベントは、関連カメラのうち1台でも検索語に一致すると検索結果に表示されますが、そのイベントのカメラリストをクリックするまで正確なカメラ名は表示されません。
oイベントログ (検索対象フィールド: 説明)
oカメラリスト (検索対象フィールド: 名前、ベンダー、モデル、ファームウェア、IP、MACアドレス)
o操作履歴 (検索対象フィールド: カメラ名、ユーザー、IP、アクティビティ、説明、セッション終了)
標準の検索構文を使用しない検索フィールド
デスクトップクライアントのうち以下の場面では、例外または追加の検索機能があります。
•ユーザーマニュアル
o2単語検索では、OR検索とAND検索を切り替え可能
oアスタリスク (*) は任意の文字数のワイルドカードとして使用可能
o疑問符 (?) は任意の1文字として使用可能
o第2検索語の前にハイフン (-) を使用することで、第1検索語を含み第2検索語を含まない行を検索可能
o2単語検索ではなく、スペースも含めた部分一致検索として機能
oアスタリスク (*) は任意の文字数のワイルドカードとして使用可能
o疑問符 (?) は任意の1文字として使用可能
•ブックマークログ (検索対象フィールド: 名前、説明、タグ)
o指定された順序で検索語を含む結果を見つけるために、引用符が使用可能
•通知パネル: ブックマークタブ (検索対象フィールド: 名前、説明、タグ)、オブジェクトタブ (検索対象フィールド: オブジェクトタイプ、オブジェクトテキスト属性)
o指定された順序で検索語を含む結果を見つけるために、引用符が使用可能