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Frame Rate
カメラのフレームレートを入力します。検出した人物の追跡を正確に行うために必要です。
Input Size
推論モデルの入力サイズを指定します。大きいモデルはより正確に検出できる可能性がありますが、大きいモデルほど計算負荷が大きくなります。
参考値

参考値として、各入力サイズで実行した際の処理時間および検出結果を掲載します。実行には人物がカメラ前を通過し、途中転倒する映像を用いています。

入力サイズ 処理時間 最大フレームレート換算 人物検出結果
192x256 25 ms 40 FPS 途切れあり
192x320 25 ms 40 FPS 途切れあり
256x320 35 ms 28 FPS 途切れあり
256x416 40 ms 25 FPS 途切れあり
288x480 50 ms 20 FPS 検出継続
384x640 100 ms 10 FPS 検出継続
384x1280 200 ms 5 FPS 途切れあり
480x640 120 ms 8 FPS 検出継続
480x800 150 ms 6 FPS 検出継続
736x1280 400 ms 2 FPS 途切れあり

実行に用いたマシンの性能は以下です。

項目
OS Windows 10
CPU Intel Core i7-8700 @ 3.20 GHz
GPU N/A
メモリ DDR4 8GB
ストレージ 120 GB + 1 TB
Detection Threshold
推論結果のうち人と判定する閾値を設定します。小さいほど偽陰性(見逃し)が少なくなりますが、偽陽性(誤検出)が多くなります。大きいほど偽陽性(誤検出)が少なくなりますが、偽陰性(見逃し)が多くなります。
Tracking Threshold
Detection Threshold と近いですが、追跡判定に使用する閾値を示します。Detection Threshold よりも低く設定することをおすすめします。
Matching Threshold
追跡の際に同じ人間と判定する閾値を設定します。小さいほど偽陰性(追跡ロスト)が少なくなりますが、偽陽性(人物の混同)が多くなります。大きいほど偽陽性(人物の混同)が少なくなりますが、偽陰性(追跡ロスト)が多くなります。
Matching Lifetime (sec)
ここに指定した以上の秒数追跡がロストした場合、もはや画面内にいないと見なし、その人物とはマッチングしなくなります。
Use GPU (TensorRT)
GPU を使用して推論を行うかどうかを設定します。詳細は GPU (TensorRT) を利用するを参照してください。