イベント検知 概要¶
本プラグインは、AI で抽出した人物の動き・追跡を組み合わせて、現場で意味のある 業務イベント を自動発火します。各イベントは独立に ON/OFF 可能で、デフォルトはすべて OFF です。
イベント一覧¶
| # | UI タブ名 | 検知範囲 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 1 | 転倒検知 | 多角形 × 1 | 駅・店舗・施設での転倒検知 |
| 2 | 侵入検知 | 多角形 × 5 | 立入禁止エリアの不正侵入 |
| 3 | ライン横断検知 | ライン × 5 | 入退場カウント、避難経路通過 |
| 4 | 徘徊検知 | 多角形 × 5 (時間別) | 不審行動・居座り |
| 5 | ドア開放検知 | 多角形 × 5 | 防火扉・出入口の閉め忘れ |
| 6 | 持ち去り検知 | 多角形 × 5 | 展示品・備品の持ち去り |
| 7 | 離脱検知 | 多角形 × 5 | 荷物・落とし物の放置 |
加えて、人物の検出 (色枠 + 追跡番号) は常時メタデータとして VMS に流れるため、VMS Client の検索 UI で「特定の追跡番号の人物が映っていた時間帯」を絞り込めます。
設定の流れ¶
flowchart LR
A[1. プラグインの<br/>機能タブで ON] --> B[2. エリア・ラインを<br/>描画]
B --> C[3. 適用]
C --> D[4. VMS で<br/>イベントルール作成]
D --> E[5. 動作確認]
カメラ設定 → プラグイン(インテグレーション) → SystemK AI Analysis Pluginを開く- 利用したいイベントの機能タブ (例: 転倒検知) を開き、スイッチを ON
- ポリゴン・ライン・しきい値を入力 →
適用 - SK VMS の
イベントルールで「イベント = Falled / Intruded / Crossed / Loitered / DoorOpened / TookAway / Left」を WHEN、Action を録画開始・通知・HTTP リクエスト等に設定 - 実機で動作確認
VMS イベントルール側の作り方は はじめての操作 — VMS イベントルールに繋ぐ を参照してください。
共通の挙動¶
- エッジトリガ: 各イベントは条件成立の瞬間に 1 回だけ 発火します。同じ条件が続いても再発火しません (人物が画面から消える等、条件解除後に再度満たすと再発火)
- 複数同時 ON 可: 同じカメラで複数イベント (例: 転倒 + 侵入) を同時評価できます
- カメラ別の設定: イベントはカメラごとの設定。同じ人物が 2 カメラに映る場合、それぞれ独立に発火します
- エリア未描画ならスキップ: 検知エリア・ラインが未描画のイベントは評価されません
各イベントの前提¶
| イベント | 必須の設定 |
|---|---|
| 転倒検知 | 検知エリアを 1 つ描画 |
| 侵入検知 | 検知エリアを 1 つ以上描画 |
| ライン横断検知 | 仮想ラインを 1 本以上描画 + 通過方向を選択 |
| 徘徊検知 | 検知エリア + 滞留時間閾値 (秒) |
| ドア開放検知 / 持ち去り検知 / 離脱検知 | テンプレート対象領域 (検知エリア) + 各種閾値 |
次のステップ¶
- 各イベントの詳細パラメータ → 7 種イベント カタログ
- エリア・ラインの描画方法 → 検知エリア・ライン