基本設定¶
VMS Client の カメラ設定 → プラグイン(インテグレーション) → SystemK AI Analysis Plugin → 基本設定 の項目です。AI モデル選定・解析性能・人物追跡に関わる設定が含まれます。

項目一覧¶
| UI 表示名 | デフォルト | 範囲 | 内容 |
|---|---|---|---|
| モデルタイプ | 高精度 | 高精度 / 中精度高速 | 使用する AI モデル。モデル選択 も参照 |
| 高精度 モデルサイズ | S (高速・推奨デフォルト) | L / M / S | 高精度モデル選択時のサイズ |
| NMS 最適化版モデルを使用 | ON | bool | 検出重複の高速処理。通常 ON のまま |
| フレームレート (fps) | 5 | 1〜120 | 1 秒あたりの解析フレーム数 |
| 検出閾値 | 0.3 | 0.0〜1.0 | 人物検出のしきい値。低いほど検出数増・誤検出増 |
| 追跡閾値 | 0.23 | 0.0〜1.0 | 人物追跡の採用しきい値 |
| マッチング閾値 | 0.8 | 0.0〜1.0 | 追跡マッチング閾値。エスカレータカメラは 0.4 推奨 |
| マッチング保持時間 (秒) | 3.0 | 0.1〜30.0 | 人物が一時消失しても追跡を保持する秒数 |
| GPU を使用 (TensorRT) | ON | bool | ON: GPU 高速モード / OFF: CPU 動作モード |
| 入力サイズ (中精度) | 192x256 | (各解像度) | 中精度高速モデル時のみ有効 |
| キーポイント閾値 | 0.30 | 0.0〜1.0 | 骨格採用しきい値 (転倒検知タブ内に表示) |
| キーポイント平滑化係数 | 0.3 | 0.0〜1.0 | 骨格の揺らぎを抑える平滑化 (0 = 平滑化なし、転倒検知タブ内) |
主要設定の指針¶
モデルタイプ / 高精度 モデルサイズ の選び方¶
| シーン | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| 標準 (床面歩行) | 高精度 + S (高速) | デフォルト |
| 多カメラ環境で GPU 控えめ | 中精度高速 | 軽量、多カメラ向け |
| エスカレータ・屈曲転倒シーン | 高精度 + L | 走行転倒・屈曲転倒を捉えやすい |
| 屋外汎用 | 高精度 + L | 精度と誤検知抑制のバランス最良 |
カメラ毎に独立して切替可能。詳細: モデル選択
マッチング閾値 = 0.4 の使い時¶
エスカレータカメラ・人通りが密集するシーン では、デフォルトの 0.8 だと 遠近で大きさが大きく異なる人物同士が同一視され、転倒の誤検知が大量発生することがあります。
| カメラ条件 | 推奨値 |
|---|---|
| 床面歩行・走行 | 0.800 据え置き (デフォルト) |
| エスカレータ周辺 | 0.400 に変更 |
| 人通り密集 (改札・出入口) | 0.400 に変更検討 |
実例:
- エスカレータカメラ 転倒 21 件/loop → 0 件 (マッチング閾値=0.4 で完全消滅)
- B2F エスカレータ系 5 カメラ 誤検知計 43 件 → 0 件
フレームレート (fps) の指針¶
| 状況 | 推奨 fps |
|---|---|
| 標準 | 5 (デフォルト、転倒・侵入・徘徊・ライン全対応) |
| カウント精度を上げたい | 10〜15 |
| 負荷を絞りたい | 3 |
転倒検知では 5 fps 以上を推奨します (内部ロジックが 5 fps 想定のため)。
GPU を使用 の ON/OFF¶
| 設定 | 動作モード | 用途 |
|---|---|---|
| ON (デフォルト) | GPU 高速モード | NVIDIA GPU 搭載環境の標準 |
| OFF | CPU 動作モード (Intel CPU 最適化) | GPU 非搭載 PC、少数カメラ向け |
GPU 搭載機では ON 推奨。GPU 非搭載 PC で動かす場合のみ OFF を使用してください。
設定変更の反映¶
| 変更内容 | 反映方法 |
|---|---|
| しきい値・スイッチの変更 | 適用 ボタン → 即時反映 |
| モデルタイプ / 高精度 モデルサイズ / GPU を使用 の変更 | 適用 → 内部の再構築 (キャッシュ済なら即時、未キャッシュなら 1〜3 分のフリーズあり) |
関連¶
- AI モデル詳細 → モデル選択
- エリア・ラインの描き方 → 検知エリア・ライン
- 各イベントの詳細 → 7 種イベント カタログ