7 種イベント カタログ¶
カメラ設定 → プラグイン(インテグレーション) → SystemK AI Analysis Plugin の 7 イベントの詳細です。各イベントは独立 ON/OFF 可能、デフォルトは全 OFF。
各イベントは VMS で イベント名 (Falled / Intruded / Crossed / Loitered / DoorOpened / TookAway / Left) として発火し、VMS イベントルールで通知・録画などのアクションにつながります。
1. 転倒検知¶
画面内の人物が転倒姿勢になったら発火。駅・店舗・施設・工場など人物転倒検知に利用。発火時には転倒の 種類 (Collision / Unconscious / Fall1〜3 等) も判定されます。

転倒検知の設定項目¶
転倒検知 タブで設定:
| UI 表示 | デフォルト | 内容 |
|---|---|---|
| 転倒検知を有効化 | OFF | |
| (検知エリア) | (空) | 多角形 × 1。描画範囲内の人物のみ評価 |
| キーポイント閾値 | 0.30 | 骨格採用しきい値 |
| 標準モード | ON | ON = 通常モード、OFF = 緩い判定モード (検証用) |
| カメラ距離 | Default (既定) | カメラと人物の距離感 (Near (近距離) / Default (既定) / Far (遠距離)) |
| カメラ範囲 | Default (既定) | カメラの画角 (Default (既定) / Narrow (狭角) / Wide (広角)) |
| キーポイント平滑化係数 | 0.3 | 骨格の揺らぎを抑える平滑化 (0 = 平滑化なし) |
| キーポイント平滑化最大フレーム間隔 | 5 | 平滑化を適用可能な最大のフレーム間隔 |
発火する転倒の種別¶
| 種別 | 意味 |
|---|---|
| Collision | ぶつかり転倒 |
| Unconscious | 失神転倒 (横たわり継続) |
| Stumble | つまずき |
| SlipFront | 前向き滑り |
| SlipBack | 後ろ向き滑り |
| Stagger | よろけ |
| Crouch | しゃがみ込み |
精度向上のヒント¶
- エスカレータ撮影カメラ: モデル選択 の
マッチング閾値を 0.4 に変更すると誤検知が大幅減 - 走行転倒や屈曲転倒 が検知されない場合: モデルタイプを「高精度 + L」に切替
発火時の通知例¶

2. 侵入検知¶
指定した範囲 (多角形) に人物が侵入したら発火。立入禁止エリア、危険区域、夜間の店舗内など。

侵入検知の設定項目¶
侵入検知 タブで設定:
| UI 表示 | デフォルト | 内容 |
|---|---|---|
| 侵入検知を有効化 | OFF | |
| エリア #1〜#5 | (空) | 多角形 × 最大 5。各エリアは OR 条件 |
発火タイミング¶
人物の足元 (枠の下端中央) がエリア内に入った瞬間。同じ追跡番号は退出するまで再発火しません。
3. ライン横断検知¶
指定した仮想ラインを人物が方向付きで通過したら発火。入退場カウント、避難経路通過、敷地境界の越境検知。

ライン横断検知の設定項目¶
ライン横断検知 タブで設定:
| UI 表示 | デフォルト | 内容 |
|---|---|---|
| ライン横断検知を有効化 | OFF | |
| ライン #1〜#5 | (空) | ライン × 最大 5 (2 点 + 通過方向) |
方向の指定¶
ライン描画時に 方向 を選択:
right: 始点 → 終点を見たときの右手側へ抜けたら発火left: 左手側へ抜けたら発火absent(両方向): どちらの方向でも発火
逆になっていた場合は 2 点を入れ替えるか方向を反対にしてください。
4. 徘徊検知¶
指定エリアに人物が指定時間以上滞留したら発火。不審行動、居座り、駐車場の長時間停車、商品棚での長時間滞在など。

徘徊検知の設定項目¶
徘徊検知 タブで設定:
| UI 表示 | デフォルト | 内容 |
|---|---|---|
| 徘徊検知を有効化 | OFF | |
| エリア #1〜#5 | (空) | 多角形 × 最大 5 |
| 滞留時間閾値 (秒) #1〜#5 | 3 | エリア別に設定可能。1〜3600 |
エリアごとに滞留時間を独立設定できるため、「広いエリアは長時間、狭いエリアは短時間」の使い分けが可能です。
5. ドア開放検知¶
指定したドア領域のテンプレート画像と現在の映像が異なる状態が継続したら発火。防火扉の開放放置、出入口の閉め忘れなど。

ドア開放検知の設定項目¶
ドア開放検知 タブで設定:
| UI 表示 | デフォルト | 内容 |
|---|---|---|
| ドア開放検知を有効化 | OFF | |
| エリア #1〜#5 | (空) | 多角形 × 最大 5 (ドア領域) |
| スコア閾値 | 0.75 | テンプレート類似度の下限 (0.0〜1.0) |
| 位置ずれ閾値 | 0.01 | 位置ずれ許容 |
| アラート発火時間 (秒) | 1.5 | 異常状態の継続時間 |
| テンプレート更新間隔 (秒) | 60 | テンプレート更新周期 |
| テンプレート再初期化間隔 (秒) | 300 | テンプレート再初期化周期 |
動作¶
- ON にした瞬間、エリア内の映像を テンプレート として保存
- 各フレームで現在の映像とテンプレートを比較
- 類似度が下限を下回る or 位置ずれが大きい状態が
アラート発火時間以上続いたら発火 - 周期ごとにテンプレートを更新 (照明変化等への追随)
6. 持ち去り検知¶
指定領域のテンプレートが消失 (持ち去られた) ら発火。展示品、AED、消火器、備品などの監視。

持ち去り検知の設定項目¶
持ち去り検知 タブで設定:
| UI 表示 | デフォルト | 内容 |
|---|---|---|
| 持ち去り検知を有効化 | OFF | |
| エリア #1〜#5 | (空) | 多角形 × 最大 5 (対象物の領域) |
| スコア閾値 | 0.75 | テンプレート類似度の下限 |
| 位置ずれ閾値 | 0.01 | 位置ずれ許容 |
| アラート発火時間 (秒) | 5.0 | 持ち去り判定までの継続時間 |
| テンプレート更新間隔 (秒) | 60 | テンプレート更新周期 |
| テンプレート再初期化間隔 (秒) | 300 | 再初期化周期 |
7. 離脱検知¶
指定領域に新たな物体が置かれたまま離脱したら発火。落とし物、不審物、放置荷物の検知。

離脱検知の設定項目¶
離脱検知 タブで設定:
| UI 表示 | デフォルト | 内容 |
|---|---|---|
| 離脱検知を有効化 | OFF | |
| エリア #1〜#5 | (空) | 多角形 × 最大 5 |
| スコア閾値 | 0.75 | テンプレート類似度の下限 |
| 位置ずれ閾値 | 0.01 | 位置ずれ許容 |
| アラート発火時間 (秒) | 5.0 | アラート判定時間 |
| テンプレート再初期化間隔 (秒) | 300 | テンプレート再初期化周期 |
共通: VMS イベントルールへの接続¶
各イベントは VMS Server に流れたあと、SK VMS の イベントルール で:
- 録画開始 / ブックマーク作成
- デスクトップ通知 / Email
- VMS HTTP Action (本プラグインから外部 URL へ HTTP リクエスト)
- ライト点灯 / I/O 連動 (VMS の機能)
などのアクションにつなげられます。設定方法は はじめての操作 — VMS イベントルールに繋ぐ を参照してください。