SKVMS機能紹介「モーション検知感度の比較」
SK VMSの知識 —
当社VMS製品である「SKVMS」には、カメラが撮影している映像内で動きがあったことを検知する「モーション検知(動体検知)」の機能があります。
SKVMSのモーション検出機能は、映像を横42マス、縦32マスの1,344マスに分け、それぞれのマスで0~9の十段階で検出感度を設定する事が出来ます。
検出感度は、数字が小さくなる程感度が低く(大きな動きのみ検出する)、数字が大きくなる程感度が高く(小さな動きでも検出する)なります。また、0の場合は検出除外となります。
1,344個のマスそれぞれに感度を設定する事が出来ますので、下の写真の様に歩道部分は感度8を設定し、車道部分は感度5を設定、検出が不要な駐車場と背景部分は除外エリアに設定すると言った設定を行う事も出来ます。
モーションを検出すると検出したマスが赤く縁どられます。
次に感度による検出の違いを動画でご紹介します。
今回は同じ映像を以下の3パターンで比較してみました。
1. 最低感度(1)
2. 中間感度(5:初期値)
3. 最高感度(9)
いかがですか?
(1) 最低感度では自転車は検出されず、車も手前の動きが大きい時だけ検出されました。
(2) 中間感度では自転車も検出され、車も全体的に検出されました。
(3) 最高感度では自転車や手前の車だけでなく、奥の交差点の車や横断歩道を歩く人など小さな動きも検出されました。
この様に感度により検出される動きが異なりますので、設置場所や検出したい対象により感度を調整する事で誤検出を軽減する事が出来ます。
[関連ページ]
・SKVMS モーション検知
https://sk-vms.systemk.co.jp/function/event-action/motion-detection.php