SK VMSブログ

Axisネットワークオーディオスピーカー SK VMSでの活用

SK VMSの知識 —

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こんにちは!
システム・ケイのクッキーです。

本日はAxis製ネットワークオーディオスピーカーを利用したオーディオシステムと、そのSK VMSでの活用方法についてお話します。

 

Axisネットワークオーディオスピーカーとは

AxisネットワークオーディオスピーカーはAxis社製の、ネットワーク接続に対応した、音声入出力ユニットとスピーカー一体型機器のシリーズです。

ネットワークオーディオスピーカーシリーズ
Axis オーディオスピーカーシリーズ

この機器の大きな特徴として、以下の点が挙げられます。

 

・音声入出力機能が内蔵されているため、このスピーカー単体に音源を取り込み自動でスケジュール再生したり、イベント連動で特定の音源を再生したりできる点

・ネットワークに対応しているため、PCのブラウザから遠隔で設定ができ、スピーカーに対しての送話・マイクを使用しての受話が可能な点

PoE給電にも対応しているため、電源ケーブル不要で、LANケーブルだけで運用できる取り回しの良さも特徴の一つです。その他詳しい特徴について、「カメラだけじゃない!!AXISのスピーカーとドアステーション」の記事でも解説しているのでぜひ読んでみてください。

 

Axisネットワークオーディオスピーカーの活用方法

Axisネットワークオーディオスピーカーの活用方法として、一つ具体例を考えてみます。

例えば、ショッピングセンターなどの商業施設に注目してみると、店内にはBGMがかかっており、定期的に店舗案内や商品のプロモーション音声、時には迷子案内など、様々な種類の音声が常に流れていることに気付きます。

そういった、複数のパターンの組み合わせによる音声の再生を、Axisネットワークオ-ディオスピーカーであれば、スピーカー本体と、汎用のPCだけで実現することが可能です。音声入出力機能とスピーカーが一体型となっているため、管理用の機材を必要とせず、バックヤードに何かを追加で設置することなく、既にあるPCが1台あれば、簡単にオーディオシステムを構築できます。

管理用の機器が存在しないことで、複数台のスピーカーの設置時に、一括設定・管理の点で不便があると思われるかもしれませんが、Axisネットワークオ-ディオスピーカーは各スピーカーの間で、『親機』と『子機』の関係を設定することが可能です。『親機』となった機器の設定は、『子機』にも反映することができ、複数台スピーカーを同期して運用できるため、複数台それぞれを個別に設定を行うような煩雑さはありません。

 

SK VMSでの活用

Axisネットワークオ-ディオスピーカーは、弊社のVMS製品であるSK VMSとも連携することが可能です。SK VMSとの連携により、先ほどお話した利用方法の他に以下の様な運用も可能となります。

  • スピーカーに取り付けたマイクからの音声をSK VMSに録音し、店内の監視カメラの録画映像と同期して音声を確認することができます。
  • SK VMS内の監視カメラと連携し、イベントを構築することが可能です。
    Ex)カメラの前をお客様が通過すると、自動的に音声(「いらっしゃいませ」など)を流す
 

まとめ

  • Axisネットワークオーディオスピーカーは、音声入出力機能とスピーカー一体型である点、ネットワーク対応している点が特徴
  • 複雑なルールの音声再生を、別途機器を必要とせず、スピーカー一台で制御することができる
  • SK VMSとの連携で、音声録画や、監視カメラとのイベント連携が可能になる

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