SK VMSヘルスモニタリング機能によるシステム管理
SK VMSの知識 —
今回はSK VMSのヘルスモニタリング機能について簡単にご説明致します。
ヘルスモニタリングとは?
SK VMSのヘルスモニタリングとは、システムが良好な状態であるかどうかを確認し、システムのパフォーマンスやエラーが発生したかどうかなどの情報を表示する事ができます。これにより、システムに何が起こっているかをすばやく確認できることに加えて、小規模および大規模なシステムの管理を簡単に行う事ができます。
ヘルスモニタリングへは、SK VMS WEBクライアントを起動して[情報]タブをクリックする事で表示する事ができます。
ヘルスモニタリングツールは、メトリックとアラートという2つの主要な情報を提供します。それぞれの内容についてご説明していきます。
メトリックについて
メトリックは、サーバー、カメラ、ストレージなどの状態に関する重要な情報を提供します。
メトリック | 内容 |
---|---|
システム | サーバー数、カメラチャネル数、保存場所数、ユーザー数など |
サーバー | CPU / RAM使用量、カメラチャネル、サーバースレッド、ネットワーク接続など |
カメラ | ベンダー、モデル、ファームウェア、ビデオ品質設定など |
ストレージ | 容量、読み取り/書き込み速度、問題など |
ネットワークインターフェース | IPアドレスおよびI / O速度など |
アラートについて
アラートは、メトリックが決められたしきい値を超えると表示され、システムの何が問題になっているのかを簡潔に表示します。以下は、各コンポーネントタイプに対して受信するアラートの例となります。
アラート | 内容 |
---|---|
システムアラート | サーバーやチャネル、ストレージ数など |
サーバーアラート | オフラインイベント、CPU / RAM使用率の高さ、ログレベルのステータス、エンコーディングスレッドなど |
カメラアラート | カメラオフラインイベント、IP競合、フレームドロップなど |
ストレージアラート | ストレージにアクセスできないかオフラインであり、過去24時間のストレージの問題など |
正常に稼働していると思われるシステムでも思わぬ異常が発生している可能性があります。
SK VMSをご利用いただいている場合は一度ヘルスモニタリング画面を確認してみてはいかがでしょうか?
※ヘルスモニタリング機能はSK VMS4.1以上の環境で利用可能です
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