SK VMSブログ

新しい監視の形を実現する、VMS(映像監視システム)とIoTの融合

SK VMSの知識 —

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こんにちは!
株式会社システム・ケイの新人のクッキーです。

皆さんは、「IoT」という言葉をご存じですか?

今回の記事では、”「IoT」とは何か?”と、
”当社の「SK VMS(映像監視システム)」でIoTを実現できる!” というお話です。

IoTとは身の回りのモノがインターネットに繋がること

IoTとは何か?

「IoT」とは、「Internet of Things」の頭文字をとったもので、
日本語では、「モノのインターネット」と呼ばれたりもします。

「モノのインターネット」、では少しイメージが湧きにくいですよね。

もう少し平たく言うと、「身の回りのありとあらゆるモノが、
インターネットに接続される仕組み」を「IoT」と言います。

IoTでどんなことができるの?

例えば、皆さんは家を出た後で、「鍵をかけ忘れたかも…」なんて思ったことはないでしょうか?

そんな時にもし、扉の錠がIoTに対応した機器であれば、
外からでもスマートフォンなどで、鍵が開いているかを確認し施錠することができます。

他にも、仕事で疲れた後、家に着いても待っているのは真っ暗で冷え切った部屋だと、
気持ちまで落ち込んでしまいますよね。

そんな時、エアコンや照明がインターネットに繋がっていれば、
家に着く前にスマートフォンからスイッチを入れることができ、
到着する頃には明るく温かい部屋が迎えてくれます。

こう言うと、「IoTとは家電を遠隔操作するものなのかな?」
と思われるかもしれませんが、IoTでインターネットに繋がる「モノ」は、
家電に限らずあらゆるモノが考えられます。

スマートフォンは携帯電話がインターネットに繋がったものだと言えますし、
最近流行りのスマートウォッチは腕時計のIoT機器ですよね。

中には、インターネットに繋がり、犬や猫の状態を
飼い主に教えてくれる首輪などもあるそうです。

SK VMSとIoTで新しい監視を実現する

VMSとIoTとの関わりは?

さて、ここまでIoTとはどのようなものか、についてお話してきましたが、
ここではVMS(映像監視システム)にIoTが
どの様に関わってくるかについてお話しします。

当社のVMSである「SK VMS」は、“WebAPI”を持ち、
HTTPプロトコルによる通信で、IoT機器との連携を容易に行うことができます。

また、ネットワークに対応していない機器とでも、
“ネットワークI/Oモジュール”を介して連携することが可能です。

「急に出てきた“WebAPI”、“ネットワークI/Oモジュール”ってなんだろう?」
と思われた方もおられると思いますので、簡単に説明をします。

WebAPI・・・ 仕組みの異なる機器やシステムが、互いに連携する為のインターフェースのこと。

WebAPIを利用することで、正式にサポートされていない機器とでも、
インターネットを介した連携が可能になります。

例えば、センサーがSK VMSに録画開始の命令を出したり、
逆にSK VMSが、IoT機器にスイッチを入れる命令を出したりすることができます。

ネットワークI/Oモジュール ・・・

本来ネットワークに繋がらないデバイスをネットワークに参加させ、
IoT機器として機能させるための機械のこと。

つまり、ネットワークI/Oモジュールは、
元々はネットワークと関わりのない機器を、IoT機器に変えることができるのです。

例えば、マイクとスピーカーを繋げば、インターネット通話が可能な電話機になりますし、
電子錠を繋げば、どこからでも鍵の開け閉めが出来る様になります。

▼当社で扱っている、SK VMS対応のI/Oモジュール
(リンクは当社カメラサイトです)
AXIS A9161
AXIS P8221(販売終了)

これらの機能を使い、SK VMSでは、監視カメラの映像を
管理するだけでなく、身の周りの様々な機器を、
SK VMS上で集中して管理したり、監視カメラと組み合わせて
新しいネットワーク監視の形を作り上げたりすることが出来ます。

SK VMSとIoTで何が出来るのか?

では、もう少し具体的に、SK VMSとIoTで何が出来るのか、についてお話しします。

例えば、

  • スマートフォンのGPSを検知して、家から出かけると同時に、照明の消灯や、鍵の施錠、監視カメラの録画開始を行う。

 

  • カメラで入店する人物の顔を認識し、ブラックリストの人物を検知したら、表示灯の点灯により通知を行い、素早く対処する。

 

など、様々な利用方法が考えられます。

この様に、SK VMSでは、ただカメラの映像を録画するサーバーとしてだけでなく、
SK VMSを基盤として、様々なシステムを運用・管理するプラットフォームとして使用することができます。

 

さて、ここまで、「IoT」と「VMS(映像監視システム)」との
関わりについてお話してきましが、いかがでしょうか。

ここでお話ししたこと以外にも、組み合わせ次第で、
まだまだ沢山のことが可能です。

「こんなことが出来ればいいな」、「こんなシステムがあれば便利だろうな」、
今まで考えていたことが、SK VMSであれば実現できるかもしれません。

是非一度、SK VMSを利用したシステム構築を検討してみてはいかがでしょうか。

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