SK VMSの機能紹介 プリセット・PTZツアー機能
SK VMSの知識 —
SK VMSのPTZプリセット・PTZツアー機能について紹介します。
本機能を活用することで、PTZカメラをより便利に活用できます。
・「プリセットポジションの設定、操作」
・「PTZツアーの設定方法」
PTZカメラとは
PTZカメラとは、P(パン)T(チルト)Z(ズーム)カメラの略称で、カメラのレンズの向きを自由に動かすことと、ズームイン・ズームアウトができる監視カメラのことです。
パン・・・カメラのレンズの向きを左右に動かす
チルト・・・カメラのレンズの向きを上下に動かす
ズーム・・・ズームイン(望遠)・ズームアウト(広角)にする
PTZカメラについての詳しい紹介は「【カメラサイト】PTZ(パンチルトズーム)カメラとは」の記事を見てみてください。
PTZプリセット機能
プリセットポジション
SK VMSでは、PTZプリセット機能により、PTZカメラのレンズ向き(プリセットポジション)を保存できます。PTZカメラは自由にレンズ向きを変えたり、より広い画角の監視を行えたりしますが、特に良く利用したい表示画角をプリセットポジションとして登録しておくことで、その映像を簡単に表示できます。
ホットキー
複数のプリセットポジションには0~9までの「ホットキー」を割り当てることができ、キーボードの数字キーを押すことで、そのプリセットポジションを簡単に表示することが可能です。
ホームポジション
複数のプリセットポジションの内、特定の1つを「ホームポジション」として登録できます。ホームポジションを登録すると、2分間PTZ操作をしなかった場合、自動でホームポジションに戻ります。
基本的に常に監視をしたいポジションがあり、時々PTZ操作をする運用の場合はホームポジション設定が便利です。
基本ポジションへ戻す手間や誤操作表示を防げます。
PTZツアー機能
プリセットポジションは手動で呼び出すだけでなく、「PTZツアー」により複数のポジションを自動巡回させることができます。
PTZツアーの活用で、手動操作せずに、より広い範囲の映像表示をカメラ一台でできるようになります。少ないカメラ台数で広い範囲を撮影したい時にぴったりな機能です。
PTZツアーで巡回するそれぞれのポジションは
- そのポジションにとどまる時間:「稼働時間」
- 次のポジションへ移動するときのレンズの動く速さ:「スピード」
を細かく調整することも可能です。