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【画像認識エッジAI】VIVOTEK Smart VCAでできること

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【画像認識エッジAI】VIVOTEK Smart VCAでできること

○エッジAIカメラについて

ネットワークカメラ本体にAIを搭載したエッジAIカメラが次々に増えています。エッジAIカメラはカメラの中で映像を解析できるため、ネットワーク帯域を消費しない、専用の解析サーバーが不要、などのメリットがあります。また、各カメラに解析処理が分散されるため、カメラ台数を増やしてもサーバーへの負荷を抑えられることも特徴の一つです。

○Smart VCAについて

Smart VCAはVIVOTEK製ネットワークカメラの内部で動作する画像認識AIです。VIVOTEK独自のディープラーニング技術による高精度の人物検出を実現しており、解析機能は全8種類です。

  1. 侵入検知(Intrusion detection)
    指定エリアへの人の出入りを検知します。
  2. 徘徊検知(Loitering detection)
    指定エリア内に、指定した時間よりも長く滞在する人を検知します。
  3. ラインクロス検知(Line crossing)
    境界線を越えて移動する人を検知します。
  4. 不審物検知(Unattended object)
    置き去りにされた物体を検知します。
  5. 持ち去り検知(Missing object)
    物体の消失を検知します。
  6. 顔検知(Face detection)
    人の顔を検知し、追跡します。
  7. 混雑検知(Crowd detection)
    指定エリアにどれだけの人がいるか識別し、混雑を検知します。
  8. 逃走検知(Running detection)
    人の移動速度を識別し、走っている人を検知します。

これらの機能を無料で使用できる機種と、追加でライセンス購入が必要な機種がございます。(詳細は対応カメラ一覧をご確認ください。)

○SKVMSとの連携

SKVMS(バージョン4.2以降)ではSmart VCAカメラの機能を強化しており、映像の管理や設定が簡単になります。

1.解析結果の表示

SKVMSの画面右側でSmart VCA機能によりカメラが解析した結果をリアルタイムで確認できます。また、人などが検出された時間帯は、タイムライン上にオレンジ色で表示されます。

1.解析結果の表示

2.解析の詳細設定

侵入検知のエリア設定や混雑検知の人数設定など、映像解析のために必要な情報はすべてSKVMSの画面上で設定することができます。(設定内容はカメラ側に反映されます。)

2.解析の詳細設定

3.イベント設定で簡単に通知

SKVMSのイベントルール機能を利用すると、Smart VCAで検知したときにアラート表示や音声再生などの様々なアクションを作動させることができます。
例:指定エリアへの人の侵入を検知したときに、メールで通知する。

3.イベント設定で簡単に通知

○まとめ

  • Smart VCAはVIVOTEK製カメラで使える画像認識AI
  • AIを搭載したカメラで手軽に映像解析
  • カメラ台数が増えてもサーバー負荷を低く抑えることが可能
  • SKVMSとSmart VCAの組み合わせで設定・監視・映像管理をより手軽に

[関連記事]
・AIアクセラレータ搭載AXISネットワークカメラ「究極のエッジAI」
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