自動でライトを光らせる!~I/Oモジュールによる自動制御システム~
SK VMSの知識 —
カメラと一緒にブザーやライトも使いたい、自動で光ったり音が鳴ったりするシステムがほしい!そんなご要望にお応えできるのが、SKVMSとI/Oモジュールの連携です。
SKVMSとI/Oモジュールを組み合わせることにより、ネットワーク経由でパトライトや人感センサーなどの外部デバイスを制御し、監視システムをより柔軟な構成にすることができます。
例えばストレージエラーが出たらブザーを鳴らす、人感センサーが反応したら録画を開始するなど、運用環境に合わせた様々なご希望を叶えます。
1. I/Oとは?
I/OとはInput(入力)/Output(出力)の略で、データや信号を外部から入力したり、外部へ出力したりすることです。
DI/DO(Digital Input/Digital Output)、デジタル入出力と呼ばれる場合もあります。
2. SKVMS対応のI/Oモジュール
SKVMSではAXIS社およびADVANTECH社のI/Oモジュールをご利用いただけます。
[AXIS製]
- 紹介ブログ:I/Oモジュールってなに?役割とは?
- https://systemk-camera.jp/camera-blog/knowledge/io.php
[ADVANTECH製]
- 紹介ブログ:販売開始【ADVANTECH社I/O製品】~SKVMSに接続可能~
- https://systemk-camera.jp/camera-blog/new/advantech-io-skvms-support.php
3. SKVMSのイベント設定例
カメラ・I/Oモジュール・SKVMSを連携させた利用例を見てみましょう。
カメラ映像内に動きがあったとき、その動きを検知してパトライトを自動点灯させる方法をご紹介します。
機器構成例
手順
(1)SKVMSにカメラとI/Oモジュールを登録
SKVMSは同一ネットワーク上にあるカメラやI/Oモジュール自動検出し、リソースツリーに表示します。
[メインメニュー]>[デバイス追加]から手動登録することもできます。
- 関連ブログ:ネットワークカメラの手動登録 ―SKVMS操作手順 ―
- https://sk-vms.systemk.co.jp/blog/knowledge/camera-manual-registration.php
(2)I/Oモジュールライセンスの有効化
登録したI/Oモジュールを利用するためには、I/Oモジュールライセンスが必要です。
まずは[メインメニュー]>[システムアドミニストレーション]>[ライセンス]でライセンスを適用します。
次に、 [I/Oモジュール設定]>[一般]>[ライセンスの使用]でライセンスを有効にします。
(3)I/Oモジュールの設定
[I/Oモジュール設定]>[I/Oポート]から接点情報を設定します。
(4)イベントルール設定
I/Oモジュールを右クリックし、[I/Oモジュール ルール]を開きます。
ルール設定画面で[追加]ボタンをクリックし、イベントルールを設定します。
- ○イベント欄
- トリガー:[カメラのモーション]を選択
デバイス:モーション検知したいカメラを指定 - ○アクション欄
- 動作:[デバイスI/O出力]を選択
デバイス:パトライトを接続したI/Oモジュールを指定
上記のように設定することで、指定したカメラでモーション検知したときに、パトライトを自動で点灯させることができます。
- 関連ページ1: IoTデバイス連携
- https://sk-vms.systemk.co.jp/function/ext-sys-cooperation/io-module.php
- 関連ページ2:イベントルールの設定方法
- https://sk-vms.systemk.co.jp/support/usage/system/event-rule-setting.php
まずはシステム構成からご検討の方も、既存システムへ組み込み予定の方も、以下のお問い合わせフォームからぜひお気軽にご相談ください。
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